定期的に健康診断を受けたり、人間ドックに行ったり。
また薬を毎日何種類も飲んでいるのに身体の調子が慢性的によくない、わりと病気をしやすい、こういう方がいる。
1970年代、フィンランドである研究が行われた。
循環器系の病気の危険性のある40~50代の患者を600人ずつ2つのグループに分け、15年間にわたって正反対の指導をした。
1つのグループには緻密な健康診断を行った。
4ヶ月ごとに受診させ、食事、飲酒、喫煙、運動に関する指導を行い、血液検査の数値の悪かった患者には降圧剤やコレステロール低下剤などの薬を処方した。
もう1つのグループには健康指導を一切行わなかった。
定期的な診断も義務付けない。
自己判断で好きなものを食べてよい、飲んでよい、勝手気ままに生活させた。
この2つのグループの15年後の健康状態を比較したところ、驚くべき結果が出た。
しっかりと健康指導を受けたグループの方が死亡率がずっと高くなっていたのだ。
心疾患で亡くなった方は2倍、ケガや薬の副作用などの外因死は16倍、総死亡率でも1.5倍にも及んだ。
これはストレスがいかに身体によくないかを物語っている。
人間の身体にはガン細胞やウィルスをやっつけるNK(ナチュラル・キラー)細胞という免疫細胞が備わっているが、このNK細胞を弱らせる1番の原因は真面目な性格や生活からくるストレスなのだ。
細かい健康診断を受け、食生活や飲酒などを厳しく制限されたためにストレスを受け、結果的にはこれが原因となって健康を損なっていったのではないだろうか。
あまり気にせずに好きなものを食べる。好きなものを飲む。(もちろん度が過ぎてはいけないが…)
ストレスを感じないように心がける生活の方がNK細胞を活性化させることができる。
占いなども同じではないか。
ストレスを感じない程度に活用することは大いに結構だと思う。
しかし、それに神経質になりすぎて依存してしまったのでは本末転倒となる。
健康情報はあちこちに氾濫している。
そのどれもを熱心に取り入れ、神経質になり、あれもダメ、コレもダメってストレスでがんじがらめになってしまうことはよくない。
むしろ、そういったことに無頓着で気ままに過ごしている人の方がずっと健康だったりするのかもしれない。
基本は楽しく、気楽に、ストレスを溜めないこと。
よく笑うこと。
健康には、これが大事になるのではないだろうか。
また薬を毎日何種類も飲んでいるのに身体の調子が慢性的によくない、わりと病気をしやすい、こういう方がいる。
1970年代、フィンランドである研究が行われた。
循環器系の病気の危険性のある40~50代の患者を600人ずつ2つのグループに分け、15年間にわたって正反対の指導をした。
1つのグループには緻密な健康診断を行った。
4ヶ月ごとに受診させ、食事、飲酒、喫煙、運動に関する指導を行い、血液検査の数値の悪かった患者には降圧剤やコレステロール低下剤などの薬を処方した。
もう1つのグループには健康指導を一切行わなかった。
定期的な診断も義務付けない。
自己判断で好きなものを食べてよい、飲んでよい、勝手気ままに生活させた。
この2つのグループの15年後の健康状態を比較したところ、驚くべき結果が出た。
しっかりと健康指導を受けたグループの方が死亡率がずっと高くなっていたのだ。
心疾患で亡くなった方は2倍、ケガや薬の副作用などの外因死は16倍、総死亡率でも1.5倍にも及んだ。
これはストレスがいかに身体によくないかを物語っている。
人間の身体にはガン細胞やウィルスをやっつけるNK(ナチュラル・キラー)細胞という免疫細胞が備わっているが、このNK細胞を弱らせる1番の原因は真面目な性格や生活からくるストレスなのだ。
細かい健康診断を受け、食生活や飲酒などを厳しく制限されたためにストレスを受け、結果的にはこれが原因となって健康を損なっていったのではないだろうか。
あまり気にせずに好きなものを食べる。好きなものを飲む。(もちろん度が過ぎてはいけないが…)
ストレスを感じないように心がける生活の方がNK細胞を活性化させることができる。
占いなども同じではないか。
ストレスを感じない程度に活用することは大いに結構だと思う。
しかし、それに神経質になりすぎて依存してしまったのでは本末転倒となる。
健康情報はあちこちに氾濫している。
そのどれもを熱心に取り入れ、神経質になり、あれもダメ、コレもダメってストレスでがんじがらめになってしまうことはよくない。
むしろ、そういったことに無頓着で気ままに過ごしている人の方がずっと健康だったりするのかもしれない。
基本は楽しく、気楽に、ストレスを溜めないこと。
よく笑うこと。
健康には、これが大事になるのではないだろうか。
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