私の初の著書「ビジネスマンの人生を激変させるしなやかな心のつくり方~カリスマ整体師が心のストレッチの極意を伝授する」の書籍出版記念特別インタビューをYouTubeにアップしました。

コロナ騒動で心のストレスが問題となっている今だからこそ、お読みいただきたい1冊になっています。

自分でできる心のストレスの解消法。

ストレスを上手に受け流し、しなやかな心をつくる方法が書いてあります。





ぜひ、ご覧ください。


特別インタビュー
現在、発売中の私の著書「ビジネスマンの人生を激変させるしなやかな心のつくり方~カリスマ整体師が心のストレッチの極意を伝授する」は、70の話で構成されています。









その中から、1つをここで公開します。




本物の大人になる

立派な大人との出会い
私の人生の転機となった、ある方との出会いについて書こうと思う。当時、私は30歳だった。
あるスポーツ団体のトップである全日本の社長のお身体を施術することになったのだ。私は、お会いする前から緊張していた。私が好きなスポーツ競技の全日本の社長である。
そして、いざ対面の時。私は唖然とした。私に対して、大きな声で「こんにちは。今日はよろしくお願いします」と挨拶をした後、深々と丁寧なお辞儀をしてくださったのだ。
なぜだ?60歳近くにもなるこんな超大物が、30歳やそこらの私に対して、なぜここまでの礼を尽くしてくださるのか。私は、ただただ恐縮するだけだった。
施術中の会話も、社長はすべて敬語でお話になる。私に対して気を遣ってくださり、施術について何度もお褒めの言葉をくださった。そして、施術が終われば、「いや~、気持よかったですよ。ありがとうございました」と、また深々とお辞儀をしてくだる。
私は背筋がゾクッとした。言葉が出てこない。心の中で「なんて立派な方なのだろうか」とつぶやくので精一杯。終始、圧倒されていた。

一人の大人との出会いが、その後の人生を変えるということ
こういう人物のことを「大人」と言うのだ。若者から、憧れられる人のことを「大人」と言う。
私はそれまで、生意気にしていることがカッコいいことだと思っていた。挨拶や礼儀など、している奴はカッコ悪い。突っ張って、生意気にしているくらいがいいんだって、本気でそう思っていた。しかし、この社長との出会いがあってから、考え方が大きく変わった。生意気にしているよりも、礼儀正しくしていることの方が何百倍もカッコいい。あの時の社長は、そういう意味で最高にカッコよかった。普通、全日本のトップが、私のような小物に対して、ここまでの礼儀を尽くしてくださるだろうか。社長は、ありえないことを、当たり前のようにやっていた。だからこそ、ありえないくらいにカッコよく見えたのだ。
私は、自分がどれほどカッコ悪かったのかを思い知らされた。社長がここまで低姿勢を貫いているのに、なぜ私のような小物が偉そうにできるのかと。
私はこの出会いをキッカケにして、挨拶や礼儀を覚えた。あの時の社長のマネをして、丁寧な挨拶ができるようになった。相手が年下であっても、頭を下げるのが苦ではなくなった。
あの社長のように、深々とお辞儀をすることこそが、最高にカッコいい姿なのだとわかったからだ。一人の立派な大人との出会いが、その後の人生を大きく変えてしまうということがある。あの社長のすべてが、今でも鮮明に、私の記憶に残っている。そして、私もああなりたいと、今でもそう思っているのだ。




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その中から、1つをここで公開します。




貧乏ゆすりのススメ

ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由
血液を全身に送り出すのは心臓の役割となる。ただ、心臓は「握りこぶし大」くらいの大きさしかない。心臓が持っているエネルギーというのは、実際にはそこまで大きなものではないのだ。だからこそ、心臓を助ける意味でも、身体を動かしたり、お風呂に入って身体を温めたり、自分でも全身の血流をよくすることを意識しなければならない。
また、心臓は血液を送り出すという機能は持っているが、末梢から心臓へと戻してくるという機能は持ち合わせていない。そこで人間の身体は、歩くことによってふくらはぎの筋肉を収縮させて、そのポンプ作用によって末梢に滞っている血液を心臓に送り返しているのだ。これが、ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由。
「エコノミー症候群」という名称を聞いたことがある方は多いと思う。飛行機に半日以上座りっぱなしでいると、足の静脈の中の血液がドロドロになって血栓を作って固まってしまう。これが肺に運ばれると肺血栓、脳に飛べば脳梗塞。恐ろしい病なのだ。しかし、これは飛行機だけに限った話ではない。普段、座ってばかりで歩かない方や、運動不足の方にも当てはまる。

忌み嫌われる貧乏ゆすりは健康的な動作だった
貧乏ゆすり。これは、あまり良いイメージを持たれていないと思うが、私はこれをおススメする。もともと、貧乏ゆすりは、身体が欲している動きなのだ。
長時間、集中してデスクワークをしていれば、全身の緊張状態が続いていることになる。その中に、パソコン画面を見続けていることが原因として起こる眼精疲労がある。眼精疲労の影響は、目だけにとどまる話ではない。眼精疲労は目の疲れだが、目がストレスを感じ続けたことで、全身の緊張状態に繋がり交感神経が優位になってしまう。この交感神経優位が、全身の血流障害を引き起こすのだ。眼精疲労の時には、目を休めることに加え、全身の緊張状態を解消する必要がある。
全身の筋肉が緊張状態にある時に、貧乏ゆすり(足を小刻みに動かすこと)は、その解消に有効になる。貧乏ゆすりで、固まった筋肉をほぐしていくことができる。また、足を動かすわけだから、足の血流の悪さの解消にも繋がっていく。忌み嫌われる貧乏ゆすりだが、実は健康的な動作であったと言えるのだ。
「他人の貧乏ゆすりを見るとストレスになる」という方もいるから、周りへの配慮は必要かもしれないが、貧乏ゆすりをしたくなったら、大いにやってもらいたいと思う。また、椅子に座りながらでも、肩をグルグルとまわしてみるとか、背中をよじってみるとか、できる範囲で身体を動かした方がいい。自分の心臓の働きを助けられるのは、自分しかいない。細かくてもいいから、全身の緊張をゆるめ、血流をよくしていく動きをしていきたいものである。



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よろしくお願いいたします。


今日、初めての男性のお客様の施術をさせていただいた。

年齢をお伺いして驚いたんだ。

その方は60歳。


どこから見ても10歳は若く見える。

筋肉なども到底60歳とは思えない。


素晴らしいなって。


よく、私はこういう話をする。

「実年齢は変えられない。でも、肉体年齢は変えられる」


実年齢というものは変わらない。

確実に1年1年と増えていくものだ。

しかし、肉体年齢は人によって大きく違ってくることになる。


「歳をとりなくない」、と思う方は多いことだろう。

これを肉体年齢という面で考えれるのであれば、ある程度は実現可能だと思う。

まったく歳をとらないということは無理だが、老化を遅らせていくということはできる。


1つの方法だが、私が実践している「1日1食」などがこれに当たる。

人間の身体には「若返り遺伝子」という優れた遺伝子がある。

これは文字通り、身体を若返らせてくれる働きをしてくれるものだ。

通常、この遺伝子はオフの状態になっているのだが、ある条件になるとスイッチがオンになる。

それは「空腹」の状態になること。

空腹になると、若返り遺伝子のスイッチが入り、身体をどんどんと若返らせてくれるという仕組みになっている。


だから、食べることも大事だが、きちんと空腹の時間を作るということを心がけた方がいいかもしれない。

朝食べて、間食して、昼も食べて、また間食、そして晩ご飯を食べて、夜食も食べる。

いつもいつも、ダラダラと食べている。

おやつなどを常に持ち歩き、いつも何かを食べていないと落ち着かないとか、

こういう観点から見れば良くないことだと思う。

空腹に時間がなければ若返り遺伝子が働かないために、身体はどんどんと老化していくだけ。


お腹が空いて空腹の時間を長く維持することが苦痛だというのであれば、

1回の食事量を腹八分目にするとかね。

食べ過ぎている方は、少し我慢して量を減らしてみる。

身体が慣れるまではきついと思うが、量を減らしてもそれに身体が慣れてくれば空腹も気にならなくなってくる。


ちょっと気をつけるだけでも、身体は変わってくるので。

いつまでも若々しい肉体を維持していただきたいと思う。


以前に、船瀬俊介さんの「できる男は超少食」という本を読んだ。

以前から船瀬さんは小食や断食を勧めていらっしゃる。


少食や断食によってもたらされる効果は数多くある。

少食は体を若返らせると言われていて、その中に「薄毛の改善」も含まれている。


私は1日1食を実践している。

もう1年ぐらいになるだろうか。


私の実体験として確かに薄毛には効果があったと言いきれる。

私はハゲてはいないが子供の頃から毛が細かった。

決して頭髪が多いというようには見られない。


しかし、小食にしてから明らかに髪質が良くなってきたと感じる。

私はいつも髪は短くカットしている。

毛が細いから地肌が見えているのだが、徐々に地肌が見えなくなってきた。

髪も太くなり、しっかりしてきたような気がするのだ。



食べ物を消化するということは大変なエネルギーを消費する。

食べた後は全身の血液が胃腸に集中するため、他の器官の血流は悪くなる。

もちろん頭皮も例外ではない。

当然、頭皮の血流の良さは頭髪の状態にダイレクトに関わってくる。

血流が良ければ髪の状態が良くなる。

反対に血流が悪くなれば髪の状態も悪くなる。



私は1食にしてから肌がキレイになった。

それに伴い前より若く見られるようにもなったのだが、頭髪の状態まで良くなってきたということだろう。


少食の効果は計り知れないものだと思う。

本当に少食にして良かったと感じている。


定期的に健康診断を受けたり、人間ドックに行ったり。

また薬を毎日何種類も飲んでいるのに身体の調子が慢性的によくない、わりと病気をしやすい、こういう方がいる。


1970年代、フィンランドである研究が行われた。

循環器系の病気の危険性のある40~50代の患者を600人ずつ2つのグループに分け、15年間にわたって正反対の指導をした。


1つのグループには緻密な健康診断を行った。

4ヶ月ごとに受診させ、食事、飲酒、喫煙、運動に関する指導を行い、血液検査の数値の悪かった患者には降圧剤やコレステロール低下剤などの薬を処方した。


もう1つのグループには健康指導を一切行わなかった。

定期的な診断も義務付けない。

自己判断で好きなものを食べてよい、飲んでよい、勝手気ままに生活させた。


この2つのグループの15年後の健康状態を比較したところ、驚くべき結果が出た。

しっかりと健康指導を受けたグループの方が死亡率がずっと高くなっていたのだ。

心疾患で亡くなった方は2倍、ケガや薬の副作用などの外因死は16倍、総死亡率でも1.5倍にも及んだ。


これはストレスがいかに身体によくないかを物語っている。

人間の身体にはガン細胞やウィルスをやっつけるNK(ナチュラル・キラー)細胞という免疫細胞が備わっているが、このNK細胞を弱らせる1番の原因は真面目な性格や生活からくるストレスなのだ。

細かい健康診断を受け、食生活や飲酒などを厳しく制限されたためにストレスを受け、結果的にはこれが原因となって健康を損なっていったのではないだろうか。

あまり気にせずに好きなものを食べる。好きなものを飲む。(もちろん度が過ぎてはいけないが…)

ストレスを感じないように心がける生活の方がNK細胞を活性化させることができる。


占いなども同じではないか。

ストレスを感じない程度に活用することは大いに結構だと思う。

しかし、それに神経質になりすぎて依存してしまったのでは本末転倒となる。


健康情報はあちこちに氾濫している。

そのどれもを熱心に取り入れ、神経質になり、あれもダメ、コレもダメってストレスでがんじがらめになってしまうことはよくない。

むしろ、そういったことに無頓着で気ままに過ごしている人の方がずっと健康だったりするのかもしれない。

基本は楽しく、気楽に、ストレスを溜めないこと。

よく笑うこと。

健康には、これが大事になるのではないだろうか。

私は1日1食の生活をしている。


今日、ある方が「齊藤さん、何か食べますか?」って。

私は遠慮でもなんでもなく、「いや、いらないです…」と答えた。

相手はもちろんご厚意で言ってくださったのだから、何か変な顔をしていて。

険悪な雰囲気にならないよう、すぐに1日1食であることを説明した。

「1食しか食べないのに、よくそんな体格を維持できてるね」と言われた。


食べ物を勧めてくださったことに対して、それを断るということは相手に失礼に当たるのかもしれない。

わかってはいるけども、身体が1食に慣れてしまっているから変な時間に食べることができないのだ。

食べてしまえば胃がもたれてしまい仕事に支障が出てくる。


少し前、数名で飲食店に行った。

私は他のメンバーにご飯を食べさせ、自分はほとんど何も口にしなかった。

テーブルに出てきたものが、肉、揚げ物、サラダなど私が食べないものばかりだったからだ。


1日1食にすると、そういう面では生活しづらくなるというか、人間関係が難しくなる場合もあるのかもしれない。

誰かと食事に行っても相手と同じようにおいしく食べられないとか。


だから知り合ったばかりの人には、自分が1日1食であることを説明する。

それで食べ物を遠慮するけれども、これについては悪気はないからご勘弁願いたいと。


生きていればどうしてもお付き合いというものが出てくるから、そこは難しいなと思う。



今、深夜の3時25分。

体操世界選手権、男子団体の決勝がテレビで放送されている。

何となく、それを見ているのだ。

明日、少し早起きをしなくてはならないのに…(笑)


私は小食にしている。

少食にしてから睡眠時間が少なくて済むようになった。

昔、いつもお腹いっぱいに食べていた頃は常に眠くて仕方がなかった。

しかし、今は違う。

もちろん寝ていられるのなら寝るけども、睡眠時間が4時間とか5時間でも目覚めはスッキリ!

日中も特に眠くなることはない。


睡眠時間が少なくて済むということはありがたい。

それだけ人生を得しているということになる。


もともとこのブログだって、睡眠時間を削って書いているのだ。

ボクシングコラムになると1回の記事につき2時間とか、それ以上かかる時もある。

普通に考えても、仕事をしてきてそこからシャワーを浴び、ご飯を食べ、そして2時間以上もブログに当てる時間などあるわけがない。

そんな時は睡眠時間が4時間とか、そんな感じになる。

しかし、身体としては平気なのだから問題はない。


一時期、小食にしたばかりの頃は激やせしていった。

周りの人からも「かなり痩せたんじゃない?大丈夫?」と心配されていたほど。

激やせ状態が数ヶ月続いた後、体重が戻ってきた。

別に食事量を増やしたわけではない。

つまり、小食に身体が適応してきたのだと思うんだ。


今、激やせしていた頃に比べて身体がガッチリとしている。

筋肉も増えてきた。

大食いだった頃と変わらない肉体に戻りつつある。



昔は大食い。

今は小食。

両者に大した違いがないのなら、いかに昔は無駄に食べてエネルギーをロスしていたのかがわかる。

食べ物を消化するということには、かなりのエネルギーが消費される。

1日3食をしっかり食べると、消化するということにフルマラソン(42.195キロ)を走るのと同じくらいのエネルギーを使うと言われている。

単純に1日1食にすれば、フルマラソンの3分の1(約14キロ)だけのエネルギーで済む。

残りの28キロを走る分のエネルギーは、自身の身体を若返らせたり、肉体の痛んだ部分を修復したり、病んでいるところを治したりすることにまわせる。

エネルギーを節約しているわけだから、睡眠時間が少なくて済むのも当たり前。


少食ってありがたい。

日々、これを実感している。


さて、もう少し体操を見て寝ようと思う。

このまま4時過ぎに寝ても、明日はスッキリと起きられるし(^_^)



マンガ「北斗の拳」。

登場人物のトキが残した名言がある。


「激流を制するは静水」

以下、ニコニコ大百科から引用させていただく。

意味としては「柔よく剛を制す(柔らかくしなやかなものが、かえって強く固いものを制する。転じて、弱い者が強い者に勝つこと)」とほぼ同様。

激流に対し逆らっても飲み込まれる。よって逆に同化することにより、激流に打ち勝つという考え。

ラオウの拳が「剛の拳」にであるのに対し、トキの拳は「柔の拳」である。ただ、元々トキは柔の拳ではなく剛の拳を目指していた。これらの詳細に関しては「トキ(北斗の拳)」を参考にしてもらいたい。



整体のお客様から、「とにかく強く押してくれ」というリクエストをいただく場合がある。

思いっきり力を込めて、グイグイと押していってもなかなか満足していただけない。

こういう場合、どうするか?


この答えが、この言葉の中にある。

結論から言うが、反対に思いっきり力を抜いてしまうのだ。


鉄板のように凝り固まった、とにかく固い背中。

これを力で押していったとしても、実際には思ったほどの力は伝わっていかないもの。

腕力だけでの勝負では、人間の持つ潜在能力を最大限に発揮するということができない。



固い背中に対して、ふわふわの羽毛布団のような柔らかなイメージを持つ。

そして背中にタッチする瞬間、触れるか触れないか、繊細な世界をイメージする。

全身の力を抜いて、脱力の状態をキープしたまま、指を静かに沈めていく。

静かにゆっくりと、自分の押した力が背中の奥へと浸透していくように…。


こうすれば力をしっかりと加えていくことができる。

強く押してくれと望んでいるお客様の満足というものに近づけていくことができる。

少なくとも力だけで勝負している時よりは、はるかに高い効果が期待できるのだ。



イチロー選手の振り子打法。



こういう観点で見てみたら、どう感じるだろうか。

これこそ脱力の究極ではないかと思う。

自らの力は使わない。

自分の力ではなく、振り子、遠心力を味方につける。

脱力をしたままの状態を最後までキープしていられるからこそ、打球を最後の最後まで引きつけることができる。

そしてバットを振り抜いた直後から、1塁ベースまでのダッシュにおいて全速力でのスタートをきることができるのだ。


イチロー選手だけに限らず、ホームランを打った打者のスイングを見ていて感じることがある。

そこには力みがないのだということ。

力を込めて、力づくで、こういった印象はなく、簡単にバットを軽く振っているだけのように見える。

軽く振っているだけにも関わらず、打球はスタンドまで届いてしまう。


力を伝えるということは、こういうことではないだろうか。

私もこれについては研究中だ。

自分の理論に、これを加えたいと思って研究している。


他のジャンルの競技の選手の話なども聞いてみると、非常に興味深い。


格闘技の場合、関節技というものがある。

力で抵抗しようとすると、どんどんと関節が極まっていってしまう。

反対に脱力をする。

身体がコンニャクになったかのようなイメージで力を抜いてしまうと、不思議なことに関節は極まらなくなってくる。


ボクサーも同じ。

力が入っている時にパンチをもらうと、衝撃が思いっきり身体を襲うことになる。

ボクシングで言うカウンターというものが、これに当たる。

だから簡単に倒れてしまうのだ。

反対に脱力していれば、パンチの衝撃が身体にこもらないためダメージを軽くさせることができる。


バスケットボール界の神様、マイケル・ジョーダン。

ジョーダンがダンクを決める瞬間、舌を出している映像がある。

舌を出せるということは、身体の脱力ができているということだ。

プレー中に、きちんと力が抜けている。


人類最速の男、ボルトもそうだろう。

走っている最中、明らかに力が抜けている。



脱力ができる人間は強い。

これはスポーツだけに限ったことではない。

あらゆることに言えることである。


これについては、また機会があればもっと掘り下げてお話しようと思っている。


プロフィール
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整体師 齊藤仁重

整体師としての想いや、講演情報、選手との日々の出来事などを
お伝えするブログサイトです。
整体師としての実績、独自のメソッドで
数多くのプロのアスリートのお体を改善してきました。
みなさまのお役にたてるよう、精一杯努力して参ります。
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