アスリートが炭水化物を摂取する際に、
好んでパスタを食べるということを聞いたことはありませんか?
今回は、そのお話を。
アスリートが試合前などにパスタを食べる理由ですが、
これはお米やパンよりもエネルギーとして燃え出すのが早いから。
なので、すぐにエネルギーにしたいという競技を行う選手には向いています。
その上、すぐに燃えてエネルギーになるので脂肪として蓄積されにくい。
簡単に言うなら、ご飯やパンを食べるよりも太りにくいということ。
試合前だけでなく、トレーニングをした後などにも、ご飯よりもパスタを食べる選手が多いんですね。
理由はご飯と同じ炭水化物でありながら、意外にもタンパク質が多く含まれているから。
タンパク質は筋肉の維持、増強をするために必要不可欠なものです。
加えてパスタの炭水化物(糖質)には疲労回復効果があることも確認されています。
アスリートのにとって、パスタは優れものの食品だと言えますね。
ただし、注意したい点もあります。
カルボナーラなどのクリームソースやミートソースは、脂質が多いために消化に時間がかかってしまうということ。
なので、これらのソースがかかったパスタは試合直前には不向きと言えます。
クリームソースは生クリームやバターを使用している場合が多い。
またカルボナーラにはベーコンが入りますね。
ミートソースもトマトベースですがひき肉を使用するために脂質が多くなるのです。
試合前などにパスタを食べる際には、このソースに気をつけなくてはなりません。
あるプロチームの選手たちのお気に入りのパスタの食べ方は、
ゆで上がったパスタに粉チーズとオリーブオイルをさっと回しかけ、塩、こしょうをふったチーズパスタ。
非常にシンプルですが、程よい塩味とチーズの香りがして、たいへんに美味しいそうです。
試合前などは、ヘルシーなソースに絡めて食べましょうね!