アスリートは、なぜ好んでパスタを食べるの?

saito

2014年12月24日 02:51

アスリートが炭水化物を摂取する際に、

好んでパスタを食べるということを聞いたことはありませんか?

今回は、そのお話を。

アスリートが試合前などにパスタを食べる理由ですが、

これはお米やパンよりもエネルギーとして燃え出すのが早いから。

なので、すぐにエネルギーにしたいという競技を行う選手には向いています。

その上、すぐに燃えてエネルギーになるので脂肪として蓄積されにくい。

簡単に言うなら、ご飯やパンを食べるよりも太りにくいということ。

試合前だけでなく、トレーニングをした後などにも、ご飯よりもパスタを食べる選手が多いんですね。

理由はご飯と同じ炭水化物でありながら、意外にもタンパク質が多く含まれているから。

タンパク質は筋肉の維持、増強をするために必要不可欠なものです。

加えてパスタの炭水化物(糖質)には疲労回復効果があることも確認されています。

アスリートのにとって、パスタは優れものの食品だと言えますね。

ただし、注意したい点もあります。

カルボナーラなどのクリームソースやミートソースは、脂質が多いために消化に時間がかかってしまうということ。

なので、これらのソースがかかったパスタは試合直前には不向きと言えます。

クリームソースは生クリームやバターを使用している場合が多い。

またカルボナーラにはベーコンが入りますね。

ミートソースもトマトベースですがひき肉を使用するために脂質が多くなるのです。

試合前などにパスタを食べる際には、このソースに気をつけなくてはなりません。

あるプロチームの選手たちのお気に入りのパスタの食べ方は、

ゆで上がったパスタに粉チーズとオリーブオイルをさっと回しかけ、塩、こしょうをふったチーズパスタ。

非常にシンプルですが、程よい塩味とチーズの香りがして、たいへんに美味しいそうです。

試合前などは、ヘルシーなソースに絡めて食べましょうね!



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