現在、発売中の私の著書「ビジネスマンの人生を激変させるしなやかな心のつくり方~カリスマ整体師が心のストレッチの極意を伝授する」は、70の話で構成されています。
その中から、1つをここで公開します。
貧乏ゆすりのススメ
ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由
血液を全身に送り出すのは心臓の役割となる。ただ、心臓は「握りこぶし大」くらいの大きさしかない。心臓が持っているエネルギーというのは、実際にはそこまで大きなものではないのだ。だからこそ、心臓を助ける意味でも、身体を動かしたり、お風呂に入って身体を温めたり、自分でも全身の血流をよくすることを意識しなければならない。
また、心臓は血液を送り出すという機能は持っているが、末梢から心臓へと戻してくるという機能は持ち合わせていない。そこで人間の身体は、歩くことによってふくらはぎの筋肉を収縮させて、そのポンプ作用によって末梢に滞っている血液を心臓に送り返しているのだ。これが、ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由。
「エコノミー症候群」という名称を聞いたことがある方は多いと思う。飛行機に半日以上座りっぱなしでいると、足の静脈の中の血液がドロドロになって血栓を作って固まってしまう。これが肺に運ばれると肺血栓、脳に飛べば脳梗塞。恐ろしい病なのだ。しかし、これは飛行機だけに限った話ではない。普段、座ってばかりで歩かない方や、運動不足の方にも当てはまる。
忌み嫌われる貧乏ゆすりは健康的な動作だった
貧乏ゆすり。これは、あまり良いイメージを持たれていないと思うが、私はこれをおススメする。もともと、貧乏ゆすりは、身体が欲している動きなのだ。
長時間、集中してデスクワークをしていれば、全身の緊張状態が続いていることになる。その中に、パソコン画面を見続けていることが原因として起こる眼精疲労がある。眼精疲労の影響は、目だけにとどまる話ではない。眼精疲労は目の疲れだが、目がストレスを感じ続けたことで、全身の緊張状態に繋がり交感神経が優位になってしまう。この交感神経優位が、全身の血流障害を引き起こすのだ。眼精疲労の時には、目を休めることに加え、全身の緊張状態を解消する必要がある。
全身の筋肉が緊張状態にある時に、貧乏ゆすり(足を小刻みに動かすこと)は、その解消に有効になる。貧乏ゆすりで、固まった筋肉をほぐしていくことができる。また、足を動かすわけだから、足の血流の悪さの解消にも繋がっていく。忌み嫌われる貧乏ゆすりだが、実は健康的な動作であったと言えるのだ。
「他人の貧乏ゆすりを見るとストレスになる」という方もいるから、周りへの配慮は必要かもしれないが、貧乏ゆすりをしたくなったら、大いにやってもらいたいと思う。また、椅子に座りながらでも、肩をグルグルとまわしてみるとか、背中をよじってみるとか、できる範囲で身体を動かした方がいい。自分の心臓の働きを助けられるのは、自分しかいない。細かくてもいいから、全身の緊張をゆるめ、血流をよくしていく動きをしていきたいものである。
続きは、ぜひ本作で!
アマゾンから購入できます。
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その中から、1つをここで公開します。
貧乏ゆすりのススメ
ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由
血液を全身に送り出すのは心臓の役割となる。ただ、心臓は「握りこぶし大」くらいの大きさしかない。心臓が持っているエネルギーというのは、実際にはそこまで大きなものではないのだ。だからこそ、心臓を助ける意味でも、身体を動かしたり、お風呂に入って身体を温めたり、自分でも全身の血流をよくすることを意識しなければならない。
また、心臓は血液を送り出すという機能は持っているが、末梢から心臓へと戻してくるという機能は持ち合わせていない。そこで人間の身体は、歩くことによってふくらはぎの筋肉を収縮させて、そのポンプ作用によって末梢に滞っている血液を心臓に送り返しているのだ。これが、ふくらはぎが「第2の心臓」と言われる理由。
「エコノミー症候群」という名称を聞いたことがある方は多いと思う。飛行機に半日以上座りっぱなしでいると、足の静脈の中の血液がドロドロになって血栓を作って固まってしまう。これが肺に運ばれると肺血栓、脳に飛べば脳梗塞。恐ろしい病なのだ。しかし、これは飛行機だけに限った話ではない。普段、座ってばかりで歩かない方や、運動不足の方にも当てはまる。
忌み嫌われる貧乏ゆすりは健康的な動作だった
貧乏ゆすり。これは、あまり良いイメージを持たれていないと思うが、私はこれをおススメする。もともと、貧乏ゆすりは、身体が欲している動きなのだ。
長時間、集中してデスクワークをしていれば、全身の緊張状態が続いていることになる。その中に、パソコン画面を見続けていることが原因として起こる眼精疲労がある。眼精疲労の影響は、目だけにとどまる話ではない。眼精疲労は目の疲れだが、目がストレスを感じ続けたことで、全身の緊張状態に繋がり交感神経が優位になってしまう。この交感神経優位が、全身の血流障害を引き起こすのだ。眼精疲労の時には、目を休めることに加え、全身の緊張状態を解消する必要がある。
全身の筋肉が緊張状態にある時に、貧乏ゆすり(足を小刻みに動かすこと)は、その解消に有効になる。貧乏ゆすりで、固まった筋肉をほぐしていくことができる。また、足を動かすわけだから、足の血流の悪さの解消にも繋がっていく。忌み嫌われる貧乏ゆすりだが、実は健康的な動作であったと言えるのだ。
「他人の貧乏ゆすりを見るとストレスになる」という方もいるから、周りへの配慮は必要かもしれないが、貧乏ゆすりをしたくなったら、大いにやってもらいたいと思う。また、椅子に座りながらでも、肩をグルグルとまわしてみるとか、背中をよじってみるとか、できる範囲で身体を動かした方がいい。自分の心臓の働きを助けられるのは、自分しかいない。細かくてもいいから、全身の緊張をゆるめ、血流をよくしていく動きをしていきたいものである。
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